■2008年公開講座内容
文京遺跡から学ぶ弥生時代(4)
愛媛大学の城北キャンパスの地下には、今から2,000年ほど前の弥生時代の大規模集落である文京遺跡が眠っています。愛媛大学は、文京遺跡の調査を継続して行っていますが、これまで、大量の土器や石器などが出土しています。今回の講座では、出土した土器や石器の実物に直接触れることを出発点として、どのような愛媛の地域文化や歴史が明らかにできるかを学びます。
日時 | 10月4日/11日/18日/25日(土) 13:30~16:30 (3時間×4回の計12時間) |
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会場 | 愛媛大学法文学部本館 |
受講料 | 3000円 |
定員 | 30名(先着順) |
対象 | 一般市民 |
日時 | 講師 | タイトル | 概要 |
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10月4日(土) | 三吉秀充 | 「土器は何を語るのか(1)」 | 文京遺跡では、数百年間にわたる弥生時代の甕や壺、鉢、高坏が出土しています。こうした様々な土器は何を語っているのでしょうか。土器の出土状況を含めて考えていきます。 |
10月11日(土) | 田崎博之 | 「土器は何を語るのか(2) 」 | 文京遺跡では、地元で創り出された土器、他の地方から持ち込まれた土器、それを模倣した土器が出土しています。「何故、それが分かるのか。」を含めて、そうした土器を使っていた人々の実像に迫ります。 |
10月18日(土) | 吉田 広 | 「石器は何を語るのか」 | 文京遺跡では、弥生時代の石斧、石庖丁、石鏃など様々な石器が出土しています。それぞれの石器の使われ方を分析する方法を含めて、石器から読み取れる文京遺跡の姿を復元していきます。 |
10月25日(土) | 田崎博之・吉田広・三吉秀充 | 「討論」 | 受講者の質問を受けながら、3名の講師が再度解説・討論を行います。さて、文京遺跡から出土する土器や石器は何を語っているのでしょうか。 |
■申込方法
愛媛大学生涯学習室へお電話または教育支援課法文学部チーム窓口(図書館1階)に直接お申し込み下さい。受講に必要な関係書類をお渡しします(郵送ご希望の方はその旨お申し出下さい)。受講料はゆうちょ銀行または郵便局でのお振り込みになります。詳しくはお申し込みの際にお渡しする「愛媛大学公開講座の受講を希望される皆様へ」をご覧下さい。